LIFE! - ベンスティラー 【映画:1】
おはようございます。
現役東大生のゆーまです。
日々読んだ本や観た映画で感じたことを記録をしています。
今日の映画は
【 LIFE! - ベン・スティラー 】
わたしの一番好きな映画です。
LIFE誌で働く冴えない主人公のヒューマンドラマ。
空想癖があり、ぶっ飛んだ妄想のシーンなどコメディ要素がありつつ、風景や音楽が非常に綺麗。
主人公の成長に感嘆しつつ、個性的なキャラクターはそれぞれ魅力的。
最後のオチには驚かされます。
詳しい映画の内容はあらすじを見てください!
とりあえず行動することの大事さ
多くのヒューマンドラマで感じること。
失敗を恐れず挑戦し、成功するといった物語。
多くの人がそれに感銘を受けかっこいいと思う。
ただそこで終わる人が非常に多いのではないだろうか。
映画を観たなら行動すべきだとは言わない。もし刺激を受けたのであれば行動に反映しないのはもったいない。
啓発するものが好きというのは、裏を返せば、啓発されるべきところが変化せず残り続けているともいえる。
学ばなくてはとその中になにかを求めるのでは、一向に変化することはできない。
自ら目的を持ち行動することがなくては、学んだことも意味をなさない。
この映画では、冴えない主人公が壮大な冒険の中で思考と勇気で進んでいく姿が描かれている。
映画なので少々出来過ぎなところもあるが、日々空想にふけながら上手くいかない日常を過ごすシーンに共感できる人は多いのではないだろうか。
行動し経験することでのみ得られることは非常に多い。
恥をかくこと、失敗すること、人との衝突。
上辺のスキルに目を取られずとにかく行動すること。
そうすることで見えてくるものは多いだろう。
信念のある仕事は美しい
主人公が探していた写真家の放つ一言
「時々ね、もしその瞬間が俺にとって好きな時間なら、カメラに邪魔されたくない。その瞬間を大切に味わう。」
ヒマラヤの綺麗さ、ショーンペンのカッコ良さも相まり印象的なシーンだ。
「LIFEのスローガンはなんだ」と主人公が再編責任者に訪ねるシーンもまた印象的だ。
揺るがない信念を持った仕事の美しさを感じた。
仕事を続けていくと、つい目先の課題に振り回され利益を追ってしまうが、そうなってしまっては独創的で人を惹きつけるものは生み出せない。
人間関係をとってもそうじゃないだろうか。
たとえ変人であろうが、揺るがない信念がある人は魅力的に見えることが多い。
社会で成功を収めている人も変わった人ばかりだ。
個人としての価値が重要視される時代。
ネットの普及で誰とでも何とでも繋がれるようになった。
どれだけ個性的だろうがそこに魅力があれば評価される場があるだろう。
"世界を見よう
危険でも立ち向かおう
壁の裏側をのぞこう
もっと近づこう
お互いを知ろうそして感じよう
それが人生の目的だから"
雑誌LIFEのスローガン。かっこいいですね。
映画自体は難しいことを考えずのんびり観れます。
主人公のベンスティラーの風貌の変わり方にも注目です。
それでは。